任天堂、2026年3月期は売上高63%増の1兆9000億円、営業利益13%増の3200億円と大幅増収を計画…「Nintendo Switch 2」を6月に発売
任天堂<7974>は、2026年3月期の連結決算について、売上高1兆9000億円(前の期比63.1%増)、営業利益3200億円(同13.3%増)、経常利益3800億円(同2.1%増)、最終利益3000億円(同7.6%増)と増収増益を計画している。前提為替レートは1ドル140円、1ユーロ155円となる。
・売上高:1兆9000億円(同63.1%増)
・営業利益:3200億円(同13.3%増)
・経常利益:3800億円(同2.1%増)
・最終利益:3000億円(同7.6%増)
新たなゲーム専用機Nintendo Switch 2を2025年6月5日に発売するが、Nintendo Switch2の通期の予想販売数量は、ハードウェアが1500万台、ソフトウェアが4500万本と予想しているという。また、現行機のNintendo Switchについては、ハードウェアが前の期比58.3%減の450万台、ソフトウェアが同32.4%減の1億500万本となる見通し。
また、米国の関税措置による影響については、米国東部時間4月10日時点で課された税率が通期にわたって維持される前提で連結業績予想および予想販売数量を作成しているという。今後、前提条件に変更が生じた場合は、同社の業績に影響を及ぼす可能性があるという。
Nintendo Switch 2は、世界中のユーザーに受け入れられているNintendo Switchの後継機種として、その普及基盤を引き継ぎ、さらに多くのユーザーに楽しめるよう注力したい、としている。
Nintendo Switch 2については、日本でも抽選販売の応募受付を行っており、第1回は想定を超える応募があったという。世界各国のマイニンテンドーストアや各販売店でも予約や抽選販売の受付が始まっており、多数の応募があるため、世界的に強い需要に応えるために生産体制の強化に取り組む、としている。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974